不運な当たりから大量失点…松阪・松葉監督「それが倉敷商の力」

＜倉敷商―松阪＞８回表、倉敷商に勝ち越しを許した竹内、高橋の松阪バッテリー

第９４回全国高校野球選手権大会２回戦 松阪３－８倉敷商

（8月15日 甲子園）
　松阪にとって悪夢の８回だった。同点、勝ち越しを許した安打は、いずれも打球が浜風にあおられて外野手の前にポトリと落ちたもの。そのアンラッキーな安打をきっかけに、倉敷商の打線を勢いづけてしまった。

　「打ち取った当たりでしたが…」と松葉監督。それでも「そこに落とすのが倉敷商の力なんでしょう」と相手チームをたたえた。

　悲願の甲子園初出場だが、初陣白星は飾れず。指揮官は「よくやったと思う。甲子園に連れてきてもらい感謝したい」と、戦い抜いた選手たちをねぎらっていた。