流れ変えた中軸の一発 佐々木監督思わず敬語「力いただきました」

[ 2012年8月15日 17:54 ]

<飯塚―仙台育英>2回表、本塁打を放ちガッツポーズで二塁に向かう仙台育英・早坂。奥は飯塚の一塁手白石

第94回全国高校野球選手権大会2回戦 仙台育英6―3飯塚

(8月15日 甲子園)
 打ち合いの一戦になることを覚悟していた仙台育英の佐々木監督。「3点で抑えてくれれば」と、エース渡辺をマウンドに送ったが、その3点を初回だけで奪われてしまい、指揮官は「どうなるかと思った」という。

 嫌な流れを振り払ったのは、2回にソロ本塁打を放った早坂だった。打った瞬間それとわかる一打に「生涯最高の当たりでした」と満面の笑み。指揮官も「あの1発が、渡辺を鼓舞してくれた。この先どうなるんだろうという中で、力をいただきました」と、敬語を使って、打のヒーローをたたえた。

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