大事な試合で今季最短KO 兵庫・植村「申し訳ない」

[ 2012年5月19日 11:06 ]

日本女子プロ野球前期 兵庫2―10京都

(5月18日 わかさスタジアム京都)
 兵庫の先発植村美奈子は慣れないナイターで今季最短KOを食らった。「捕手のサインが見えなくて、テンポが悪くなってしまった。それが焦りになり、右肩から突っ込む形になった」。リズムを立て直そうとしたばかりに、投げ急いでしまった。体の開きを誘発し、制球力を乱しては、甘い球を痛打される最悪のケースとなった。

 3回9安打6失点の大乱調にチームも意気消沈。「本来ならば私の投げる番ではなかった。それでも大事な試合に私をぶつけてくれて、こんなに潰してしまったことに申し訳なく思う」。必勝が言い渡されていた試合に敗れた兵庫。京都にマジック「4」がついても、まだ敗北が決まったわけではない。勝ち続けること。今の兵庫に残された選択肢はそれしかない。

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2012年5月19日のニュース