ロッテ６連勝で貯金１０　ＤｅＮＡは４連敗で借金１３

＜Ｄ・ロ＞４回、ロッテに３点を許し、顔をしかめベンチに戻るＤｅＮＡ・高崎

交流戦 ロッテ４－２ＤｅＮＡ

（5月19日 横浜）
　ＤｅＮＡは、先発・高崎が４回に失った３点が大きく響き４連敗。借金は今季ワーストの１３に膨らんだ。ロッテは７回途中２失点の成瀬が４勝目。１分けを挟む連勝を３年ぶりの６に伸ばし、両リーグ初の貯金１０に到達した。

　立ち上がりから好投を見せていたＤｅＮＡ先発の高崎だが、４回にロッテ打線に捕まる。２死三塁から、角中に高めに浮いた直球を右前に運ばれ、先制点を与えると、福浦には初球のチェンジアップを打たれてさらに失点。続く里崎にも中前打を打たれて２死一、三塁。今江は打ち取ったかに見えたが、ボールを処理した高崎は送球できず、三塁走者が生還。この回に３点を失った。高崎は７回を投げ、失点はこの回のみだっただけに、悔やまれるイニングとなった。

　ＤｅＮＡの反撃は７回。ラミレスが右翼フェンス直撃の二塁打で出塁すると、続く中村がチェンジアップを左中間に運び１点を返した。代打の一輝が甘く入った直球を左前に運び、無死一、二塁とチャンスを広げ、成瀬をマウンドから引きずり降ろす。石川が犠打で走者を進め、代打金城の二ゴロの間に三塁走者が生還し、１点差に迫った。しかし、ロッテ救援の内が踏ん張り、代打・下園は三振。ＤｅＮＡは９回にも押し出しで１点を失った。