判定に納得いかない中畑監督 ラミ一打は「完全に入ってる」

[ 2012年5月19日 17:54 ]

<D・ロ>2回、ラミレスの左翼ポール際の打球がファウルと判定され、両手を広げ名幸球審(左)に歩み寄るDeNA・中畑監督

交流戦 DeNA2―4ロッテ

(5月19日 横浜)
 4連敗を喫したDeNAの中畑監督は、2回のラミレスの“幻の一発”に納得がいかない表情。試合後も「見る限りは本塁打。完全に入ってる」と再び主張した。

 猛抗議も実らず、ファウルの判定は覆らなかった。先制点の大切さは身にしみているだけに指揮官は「うちのようなチームは本塁打かそうじゃないかが大きい」と序盤に掴めなかった試合の流れを悔やんだ。

 審判団は5分以上も協議した。違う角度から撮られた2種類の映像を見たが、一つはファウルに見え、もう一つは打球の行方を確認できなかった。友寄三塁塁審は「はっきりと確認できなかったので(最初の)判定通り」と説明。指揮官は「あれだけ待たされて、誤審なら問題だよ」と納得していなかった。

 4回に3失点した先発の高崎については、「ゲームは作ってくれるけど、(失点は)1イニングに集中するのでなく分けてほしい」と本音。20日の予告先発は好調の三浦。「大輔頼み。一丸となって勝ちにこだわっていく」と気合を入れていた。

 ▽ラミレス(二回に大飛球を放つもファウル。ビデオ判定でも覆らず)「リプレーを自分でも見たが、本塁打だと思った」

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2012年5月19日のニュース