野村 斎藤との投げ合い無関心「相手どうこうより自分」

[ 2012年5月19日 06:00 ]

ゲーム形式の練習で前田健(手前)に勝ってガッツポーズをする野村

 広島・野村は「祐佑対決」にはあえて関心を示さなかった。斎藤とは大学日本代表でも共に戦った間柄で、キャンプイン前日の1月31日に沖縄入りする際にも偶然、搭乗便が同じだったという。印象については「優しい人」と語ったが「会ったのはそれが最後で、連絡も取っていません」と口は重く、投げ合いについても「相手どうこうよりも自分。試合に勝てるような投球ができればいい」と言い切った。

 無類の負けず嫌い。プロでは1年後輩とはいえ、ここまで7試合に先発しリーグトップの防御率1.31をマークしている。「相手投手ではなく、チームとの勝負」と言うように、日本ハムは12球団トップのチーム打率.266を誇る。「内容も悪くない。続けられればいい」と野村。強力打線を封じれば、おのずと結果もついてくる。

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2012年5月19日のニュース