打でもフレッシュコンビ躍動 中村プロ初打点 細田は長打連発

[ 2012年5月19日 12:07 ]

日本女子プロ野球前期 京都10―2兵庫

(5月18日 わかさスタジアム京都)
 京都の新人9番中村沙織がプロ入り初安打、初打点を記録した。2回1死一、三塁から兵庫のエース植村のカーブを捉えると、一塁と右翼の間にポトリと落とす技あり打で京都の先制点を叩き出した。「みんなが打ってたので自分も乗り遅れるわけにはいかないと思い切りバットを振った」と笑顔で話した。

 また、8番細田あかねも三塁打、二塁打と長打を連発。3打点を記録し、京都打線を引っ張った。「植村とは相性がいいので、いつも自信を持って打席に入っている。今日も思い
切って振りました」。

 神村学園出身の植村と埼玉栄出身の細田は高校時代から何度も対戦があり、細田が打ち崩してきた。相性の良さはプロに入っても変わらなかった。優勝目前で二人の若手が台頭し、京都は悲願へ盤石な体制に仕上がったようだ。

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2012年5月19日のニュース