「ああいう形しかない」イチロー好走塁で連敗ストップに貢献

[ 2012年5月19日 12:42 ]

ロッキーズ戦の6回、左飛でタッチアップし生還するマリナーズのイチロー

交流戦 マリナーズ4―0ロッキーズ

(5月18日 デンバー)
 マリナーズのイチローは18日、デンバーでのロッキーズ戦に「3番・右翼」で出場し、3試合ぶりの複数安打となる4打数2安打、1盗塁だった。内容は遊ゴロ、左前打、中前打、一ゴロで打率は2割8分3厘。川崎の出場はなかった。チームは4―0で勝った。

 イチローが熟練の走塁で連敗ストップに貢献した。6回1死三塁、シーガーの左飛でタッチアップ。間一髪のタイミングだったが左手で本塁に触れて生還した。

 左翼手のゴンザレスは左投げの強肩。この時も左中間からの好返球だった。「どんな送球が来るか分からない。それをキャッチャーの動きで見るしかない。ああいう形しかなかった」と言うように、経験と直感が生きた好走塁だった。

 打っては3試合ぶりの複数安打。外角スライダーにうまくタイミングを合わせ、3回に左前打すると6回には中前にライナーで運んだ。

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