朝に先発聞いた控え左腕「全力投球」で5回0封

[ 2011年4月3日 18:01 ]

<九州国際大付・東海大相模>選抜高校野球大会で優勝し、マウンドで抱き合って喜ぶ近藤(中央奥)ら東海大相模ナイン
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第83回選抜高校野球決勝 東海大相模6―1九州国際大付

(4月3日 甲子園)
 東海大相模の先発は2回戦の大垣日大(岐阜)戦で公式戦デビューしたばかりの長田だった。

 手元で変化する球速120キロ台の直球とスライダーが左打者に有効で5回無失点。昨夏の決勝戦はスタンドから応援し、開会式を風邪で欠席した3年生左腕。この日朝に先発を聞いたそうで「全力投球で不安を帳消しした」と安堵した。

 2日連投していたエース近藤は2番手で登板。最後は外角の140キロで空振り三振を奪い、捕手の佐藤と抱き合ったが「また次の目標ができた。きょうのことはすぐに忘れて、夏に優勝したい」と喜びは控えめだった。

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