いわき市から避難の15歳が始球式 スタンド喝采

[ 2011年4月3日 06:00 ]

<横・神>横浜市内に一時避難をしている関根貴弘くんが始球式を務めた

慈善試合 横浜9―2阪神

(4月2日 横浜)
 横浜スタジアムには福島県から横浜市内に避難している被災者からの観戦希望者10人が球団の招待で球場を訪れた。いわき市在住の関根貴弘君(15)が始球式。

 スタンドで「ニッポン!」コールが起きる中「緊張して足が震えたけど、みんなが応援してくれているので頑張ろうと思った」とノーバウンド投球で喝采を浴びた。球場は通常のデーゲームで6000キロワット時の消費電力を、電光掲示板の工夫などで4300キロワット時と節電。12日の開幕へ向けて同球場の鶴岡博社長は「電力については開幕までまだ検討する」と話した。

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2011年4月3日のニュース