九国大付・高城5の5で7打数連続安打!決勝で更新だ

[ 2011年4月3日 06:00 ]

<日大三・九州国際大付>7回無死一塁、送りバントで一塁を駆け抜け、セーフのジェスチャーをする高城(右)

第83回選抜高校野球 九州国際大付9―2日大三

(4月2日 甲子園)
 準々決勝で九州国際大付・高城が5打数5安打を放った。初回の第1打席は投手のグラブをはじく内野安打。

 3回に四球、5回に左前打を放って7打数連続安打とした。残りは自身が「2打席連続は初めて」という犠打だったが「終盤の1点は重い。自分の記録より勝つことしか考えなかった」。これで今大会11安打。決勝戦で昨年の興南・我如古盛次らが持つ連続打数安打「8」、1大会最多安打「13」の更新を狙う。

 ≪若生監督 今回は「勝負に徹する」≫九州国際大付ナインは神戸市内の宿舎に戻ると、試合をビデオ観戦するなどリラックスして過ごした。若生監督は東北を指揮していた03年夏の決勝を振り返り「(当時は)のびのびゲームを楽しもうと言って負けた。今回は今まで通り勝負に徹しようと言ってある」。決勝戦については「三好がどれだけ抑えてくれるか。1点差で勝てれば」と接戦で勝機を見いだすつもりだ。

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2011年4月3日のニュース