写真を胸に…堅守の橋本、亡き父に感謝

[ 2011年4月3日 18:24 ]

第83回選抜高校野球決勝 東海大相模6―1九州国際大付

(4月3日 甲子園)
 東海大相模の遊撃手・橋本は1回1死二塁から強烈なライナーをジャンプして好捕するなど、堅実な守備が光った。

 今大会は小学6年時に病気で亡くした父親の写真をユニホームのポケットに入れてプレー。プロ野球ヤクルトの大ファンだった公幸さんは、橋本が野球を始めたきっかけでもある。「野球をやらせてもらえていて幸せ。(喜びは)見に来てくれた母に伝えたい」と話した。

 チームは大会通算安打の記録を塗り替えた一方で、大会5試合でわずか1失策。橋本は無失策で「ミスしないことが目標だった」と笑顔で振り返った。

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2011年4月3日のニュース