日大三「完敗」9失点…2年連続決勝ならず

[ 2011年4月3日 06:00 ]

<日大三・九州国際大付>1回1死一塁、三好(右)に先制2ランを浴びた日大三・吉永

第83回選抜高校野球 日大三2―9九州国際大付

(4月2日 甲子園)
 昨春の準優勝校・日大三(東京)が、2年連続の決勝進出を逃した。先発・吉永が相手打線につかまり9失点。「低めの変化球は振ってくれなくて、甘い球は全部持っていかれた」とうなだれた。

 自慢の打線も九州国際大付の三好から2点を奪うのが精いっぱい。小倉全由監督は「力負けですね。完敗です。点を取られ過ぎましたし、打線が点を取っていかないといけない」とサバサバした表情で振り返った。昨年の準優勝当時から4番を務める横尾も、今大会は相手の厳しいマークに苦しんだ。徹底して内角を突かれこの日も無安打。15打数3安打の打率・200に終わり「理由はうまく口で言い表せません。言い表せたら修正できていると思う…」と悔しそうだった。

 ▼日大三・畔上主将(準々決勝で6打数6安打。この日も2安打放つも敗退)悔しさでいっぱい。(三好は)素晴らしい投手だったが決して打てなくはなかった。

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2011年4月3日のニュース