西岡ミス、ミス…初安打にも悔しデビュー戦

[ 2011年4月3日 06:00 ]

<ブルージェイズ・ツインズ>1回2死二塁、トラビス・スナイダーの二塁よりの打球を西岡剛が適時失策

MLBア・リーグ ツインズ3―13ブルージェイズ

(4月1日 トロント)
 ツインズの西岡剛内野手(26)が1日(日本時間2日)のブルージェイズ戦に「2番・二塁」でデビュー。初回に挟殺プレーでミスを犯し、さらにゴロをはじくタイムリーエラー。それでも6回の第3打席で左前打してメジャー初安打を記録した。チームは3―13の大敗スタートとなった。

 明らかに動きが硬かった。西岡が犯した初回の2つのミスが勝敗に直結した。無死一塁。一塁走者・デービスがけん制に引っ掛かって飛び出し、挟殺プレーとなったが、西岡が球を持ちすぎて一塁への送球が遅れ、帰塁を許した。3点が入った後、2死二塁ではスナイダーの二塁ベース寄りの強い打球をはじき、追加点を与えてしまった。

 「(失策は)しっかりと止めないといけないと思うし、捕れる球だった。言い訳はしない」

 それでも6回の第3打席で初安打を右打席で記録した。それまでブ軍先発左腕ロメロのチェンジアップにタイミングが合わなかったが、内角速球を左前に運んだ。

 試合後は、本拠地開幕となる4月8日(日本時間9日)に合わせて渡米する直子夫人にメールで報告した。日本人野手最年少でメジャーの舞台に立った西岡は「取り返していけるようにまた頑張ります」と前を向いた。

 ▼ロッテ西村監督 守備でミスもあったようだけど、安打が1本出たことで本人もホッとしているのではないですか。

 ▽西岡の失策 ロッテで正遊撃手だった昨季は19で、全ポジションでリーグワースト。守備率・972は規定打席に達した遊撃手4人中最下位だったが、3度目のゴールデングラブ賞を獲得した

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