「みんなが支えてくれた」柳葉敏郎のおい 大当たり5戦13打点

[ 2011年4月3日 17:26 ]

<九州国際大付・東海大相模>5回表東海大相模無死一塁、佐藤が左中間へ2ランを放つ
Photo By スポニチ

第83回選抜高校野球決勝 東海大相模6―1九州国際大付

(4月3日 甲子園)
 東海大相模の主将で4番・佐藤が5回、中押しの2ラン。「ここはストレートでカウントを取りにくる」と読み通りに直球をとらえて左中間スタンドへ運んだヒーローは「(スタンドまで)いくとは思わなかった。監督に気楽に打てと言われて結果が出た」とあくまでも謙虚だった。

 今大会は5試合で13打点と大活躍。準優勝した昨夏の甲子園では出場機会がなかったが、今では先発投手を監督に相談されるほど信頼をつかんでいる。決勝を控えた前夜、チームメートに「自分だけではここまで来られなかった」と手紙を書いた。「みんなが成長して、自分を支えてくれた」。俳優の柳葉敏郎をおじに持つチームの要は、人懐っこい笑顔を浮かべた。

続きを表示

この記事のフォト

2011年4月3日のニュース