阪神・真弓監督が2年契約で合意

[ 2010年10月20日 18:32 ]

オーナーにシーズン終了を報告し、記者会見する阪神の真弓明信監督

 今季が2年契約最終年の阪神の真弓明信監督(57)が20日、大阪市内の阪神電鉄本社で坂井信也オーナーにシーズン終了を報告し、新たに2年契約を結ぶことで合意した。

 真弓監督は「自分としては一年一年が勝負だと思う」と話したが、坂井オーナーは「新しい阪神の戦い方の再構築をお願いしている。それには時間を持ってもらわないと」と話した。南信男球団社長は「監督としては一年一年という思いが強いみたいだが、お願いした。基本的に合意している」と長期的にチームを任せる方針を示した。
 今季は78勝63敗3分けで2位。リーグ優勝を逃し、クライマックスシリーズでも巨人に敗れた。真弓監督は「悔しさだけが残ったシーズン。勝負どころや短期決戦の弱さ(が出た)」と反省し、「今季の分析をすると防御率が悪い。投手陣が大事」と救援陣を補強ポイントに挙げた。

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2010年10月20日のニュース