よくあること 斎藤 ブ軍と再契約の可能性も

[ 2010年10月20日 17:32 ]

 米大リーグのブレーブスが斎藤の放出を19日に発表した。レン・ゼネラルマネジャー(GM)は、今回の措置は1年契約を結んだ時点で決まっていたことだと米メディアに説明。40歳の右腕はフリーエージェント(FA)となり、所属先を探すことになる。

 チームにはベンタースやキンブレルら若手有望株がひしめくが、これで斎藤がブレーブスで来季も登板する可能性が完全に消えたわけではない。メジャーでは球団が契約が切れた選手と交渉し、新たな条件のもとでプレーすることは珍しいことではない。日本選手でも田口(現オリックス)がカージナルスとの契約が一度、切れてから再契約したことがある。
 斎藤は地区シリーズ敗退後「野球をやめることは考えていない」と現役続行を表明し、所属は米球界を優先するとした。移籍となれば「仲間だった選手と対戦することには、どうしても慣れない」と話すが「プロとしてそうも言っていられない」と割り切ってもいる。
 体が万全なら速球は威力十分。今季も故障があったとはいえ、56試合に登板し、防御率も2点台。41歳のシーズンを、メジャー契約で迎えられる可能性は十分ある。(共同)

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2010年10月20日のニュース