川上3回5失点KO…2カ月ぶり先発も10敗目

[ 2010年9月5日 06:00 ]

<ブレーブス・マーリンズ>3回を投げ5安打5失点で今季10敗目を喫したブレーブス・川上

 【ブレーブス1―6マーリンズ】ブレーブスの川上憲伸投手(35)が3日(日本時間4日)のマーリンズ戦に先発し、3回5安打5失点でKOされた。メジャーでの登板は7月16日以来、先発に限れば6月26日以来約2カ月ぶりだったが、悔しい10敗目。「チームが切羽詰まっている時に、少しでも力になりたい状況で、こういうことをしてしまった」と肩を落とした。

 初回、先頭打者を歩かせ連続長打で2点を先制された。3回は1死満塁から2点二塁打を浴びるなど3失点。「初回から先制点、四球、長打とすべてやってはいけないこと」と制球の乱れでリズムを失い、修正できず。2位フィリーズに8月6日以来となる1ゲーム差に迫られ、普段は選手を擁護するコックス監督も「今まで投げた中で最悪の登板。この展開では苦しい」と厳しかった。
 開幕投手を務めたローが右ひじ痛を訴え、代役先発を言い渡されたのがマイナーから再昇格した1日。「期間が空いているとか前提うんぬんより、やる時にやらなきゃいけない」と言い訳にはしなかったが、調整不足は明らかだった。チャンスに結果を残せず、ポストシーズンでの登録メンバー入りは難しくなった。

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2010年9月5日のニュース