ゴン“一触即発”内角攻めも実らず10敗目

[ 2010年9月5日 06:00 ]

<中・巨>5回裏1死二塁、和田(左から3人目)への際どいボールで、巨人・ゴンザレス(右から2人目)がにらみ合う

 【巨人0―3中日】巨人・ゴンザレスが7回3失点の力投も報われず今季10敗目を喫した。

 初回に森野に被弾し、4回にも2本の連続適時打で2失点。それでもその後は粘り、5回には執ような内角攻めに和田がマウンドへ詰め寄ると、厳しい口調で応戦するなど気迫を前面に出した。打線の援護に恵まれなかったが「しっかりコーナーを突いて打たせられたのは良かった。ただ相手(山本昌)が良かった」と淡々と振り返った。

 <矢野 チーム唯一のマルチ>今季2度目の2番で先発起用された巨人・矢野がチーム唯一のマルチ安打。初回に強烈なセンター返しを放つと、3回2死一塁から左翼線二塁打で好機をつくった。8月25日に昇格以降は12打数6安打。5試合連続安打と好調をキープしているが「スタメンとかは関係ない。いつでも自分の仕事を全力でするだけ」とチームの敗戦に厳しい表情だった

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2010年9月5日のニュース