ロッテ、投手陣踏ん張り3連敗免れる

[ 2010年9月5日 18:18 ]

 【ロッテ5―1日本ハム】猛暑のマウンドで、冷静にピンチを脱していった。負ければ、4位日本ハムに1・5ゲーム差に迫られる一戦。ロッテは投手陣が踏んばった。

 先発コーリーが5回1失点と粘り、六回から継投に入った。5―1の七回。古谷が1死満塁のピンチを招くと、前日の延長十二回に決勝点を献上した小野が登板した。「昨日の悔しい思いをぶつけた。全力を尽くした」
 二岡、中田と外角一辺倒の攻めで、ともに空振り三振。七回を無失点で切り抜け、八回も3三振を奪った。前日は内角攻めのあまり、2死球が絡んで失点。この日は一転、決め球のシュートを見せ球にした老練な投球だった。当初は「経験もないし、自分でいいのかと思う」と言っていたセットアッパーを見事に務めている。
 残り18試合。「中継ぎ陣が頑張れは、勝ち試合をつくっていける」と、小野の言葉に責任感がにじんだ。

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2010年9月5日のニュース