初めてとは思えない 水城 あれよあれよという間に11点

[ 2010年7月27日 14:21 ]

 【茨城大会決勝 水城11-0霞ケ浦】初の決勝進出となった水城が勢いそのままに11-0で霞ケ浦に圧勝し、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

 水城は1回、2安打で1死一、三塁と好機を作ると、1年生4番の荻谷が右越えへ3点本塁打を放ち先制した。5、6回にあわせて6点を挙げ突き放すと、先発の大川も3回戦の土浦日大戦に続き2度目の完封。投打ががっちりとかみあい、霞ケ浦を寄せ付けなかった。

 5安打で完封したエース大川は満面の笑みで「(きょうのプレーは)百点です」と応援席に向かって叫んだ。橋本監督は「しっかり守って、チャンスを生かせるチームにしたい」と、甲子園への意気込みを口にした。

 霞ケ浦は1、2回に犠打の失敗で先制の好機を逃すと、試合の主導権をつかめないまま大敗を喫した。

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2010年7月27日のニュース