西武・大久保コーチ解任…小林社長「指導上行きすぎ」

　西武の小林信次球団社長は２３日、オールスター戦が行われた福岡市内で大久保博元２軍打撃コーチの職を解いたことについて「コーチとして指導上の行きすぎの問題。しっかり調査したい」と暴力行為など指導法に問題があったことを示唆した。

　前田康介球団本部長はこの日から埼玉県所沢市の選手寮で工藤公康投手をはじめ、関係者への聞き取り調査を開始した。同本部長は暴力行為の有無など事実関係について「まだきちんとしたことが出ていない。はっきりさせていきたい」と話した。２４日以降も、聞き取り調査を継続する。
　また、大久保前コーチの後任について前田本部長は「早急に対策を考えないといけない」と話した。