コイの“雄星世代”大暴れ!今村3K、堂林特大弾

[ 2010年7月23日 06:00 ]

全ウエスタンの先発として登板し、2回1失点、3奪三振だった広島・今村

 【全ウエスタン6―3全イースタン】雄星世代のホープたちが輝きを放った。広島の堂林と今村。2人の甲子園優勝投手が全ウの快勝劇を鮮やかに演出した。

 夏を制した怪腕から野手に転身した堂林は、7回にロッテ・林の143キロ外角直球を左翼席へ豪快ソロ。「お客さんも多かったし、楽しんでやらせてもらいました」。昨夏の甲子園準決勝で雄星の花巻東を倒して日本一になった中京大中京のエースが、両軍4発の中、高卒ルーキーでは唯一の本塁打を放った。
 故郷のマウンドで躍動したのは今村だ。初回1死三塁で湘南・筒香、巨人・大田を連続三振に斬った。「今年一番良かった。自信になった」。MAX148キロを軸に2回3奪三振で1失点。昨年センバツ決勝で雄星に投げ勝った長崎・清峰のエース右腕もまた、成長した姿を見せた。

 ▼ソフトバンク・今宮(1番・遊撃でフル出場して4打数1安打)堂林は高校時代から知っていたし、三遊間も会話をしながら守れた。凄く楽しかった。ただ、ホームランを打てるボールはあった。あれは悔しいです。

 ▼阪神・秋山(4番手で1回を1死球で無失点。145キロを出して)点を取られなくてよかったです。

続きを表示

2010年7月23日のニュース