選手会が方針再確認“１１月日米野球に協力せず”

　労働組合・日本プロ野球選手会は２３日、福岡市内で臨時大会を開き、１１月開催の提案を受けている米大リーグ選抜との日米野球に協力しない方針を再確認した。

　選手会は４年前に親善目的の国際試合には協力しないことを決議している。過密になったシーズン日程、真剣勝負のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）が創設されたことなどを理由に、あらためて方針を明確にした。

　また、数球団がキャンプを行う宮崎県が口蹄疫被害に遭ったため、選手から集める野球グッズを８月末にもインターネット上でチャリティーオークションにかけ、義援金を送ることを決定。スリランカの野球振興に協力することも決めた。