前倒し先発でKOも…尚成「言い訳にするつもりない」

[ 2010年7月18日 11:26 ]

ジャイアンツ戦の2回に打ち込まれ、険しい表情のメッツ・高橋。この回は5失点。右はワーセン投手コーチ

 メッツの高橋尚成投手は17日、サンフランシスコでのジャイアンツ戦に先発。2回に1本塁打を含む4安打を打たれて5点を奪われると、3回も立ち直れず再び被弾。2回2/3、7安打6失点で今季4敗目(7勝)を喫した。チームは4―8で敗れた。

 この日先発するはずだったペルフリーが首を痛めたため、前日の練習前に通告された緊急登板だった。2日前倒しとなったマウンドで、3回途中6失点降板。高橋は「(登板日変更で)もちろん難しいのは難しいが、それを言い訳にするつもりは全くない」と潔く話した。

 三者凡退と無難な立ち上がりから、2回に突如乱れた。先頭から四球を挟み3連打され2失点。2死を奪った後、1番トーリスに3点本塁打を浴びた。3回も4番ポージーに右本塁打され、さらに2死から連打されると、マニエル監督はたまらず交代を告げた。高橋は「今日は全体的にコントロールが悪かった」。厳しいところを攻め切れず、決め球のシンカーも甘く入り痛打された。

 この日は負傷で離脱中の左腕ペレスが、マイナーの調整登板で好投。マニエル監督は「チームにとって最善になるようじっくり見極めて結論を出したい」と、高橋との先発交代の可能性も示唆した。

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2010年7月18日のニュース