創部65年で“最後の夏”鶴見工3年生14人が涙

[ 2010年7月18日 06:00 ]

<鶴見工業・西湘>応援団にあいさつに行った後、泣き崩れる鶴見工ナイン

 【神奈川・鶴見工2-5西湘】鶴見工は横浜市の高校再編整備計画により、来年3月で閉校となるため最後の夏。序盤の5失点が響き、西湘に初戦敗退を喫した。

 創部65年で、54年には夏の甲子園出場の古豪。昨年から学生募集を停止したため、今回は3年生14人のみで戦った。一塁側を埋めた大応援団の声援を受けて必死に戦ったナインは泣き崩れ、監督、顧問などで約45年間チームに携わった片山監督は「実感がわかない。何日かして感じてくるのでしょう」と寂しげだった。

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2010年7月18日のニュース