2年生も最後の夏…浜田9回16Kで完封

[ 2010年7月18日 06:00 ]

<能勢・箕面東>ロジンの粉を巻き上げながら力投する箕面東・浜田

 【大阪・箕面東4―0能勢】2年生ながら最後の夏となる箕面東のエース左腕・浜田が、能勢を相手に9回16奪三振の快投。4安打完封勝利を飾った。スタンドでは阪神に加え、大リーグ・ツインズの高橋スカウトも観戦。直球のMAXも143キロを記録し「ちょっと気持ちが入りすぎましたが、空振りも結構取れました。芯に当たったクリーンヒットもなかったのでよかった」と笑顔で振り返った。

 08年4月に一度は京都翔英に入学。同年夏は背番号「13」でベンチ入りしたが、両親の離婚で通学が困難となり退学した。それでも高校野球を続けたいと思い、昨年春に箕面東に再入学した。そのため規定により、2年生ながら今年が最後の夏。「監督を男にしたい」と話す浜田が目指すのは、大阪では90年夏の渋谷以来20年ぶりとなる“公立代表”の座だ。

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2010年7月18日のニュース