阪神終盤だけで11点!巨人に0・5差

[ 2010年7月18日 21:34 ]

 【阪神11-4ヤクルト】阪神は終盤の3回に11得点の猛攻で逆転した。中軸より後ろにも強打者が並ぶラインアップが効いた。

 先発に復帰した金本を6番に加えた打線が機能した。四回に16打席ぶりとなる安打を放っていた鉄人。2点を追う七回、先頭で安打を放ったブラゼルに続いた。外角の152キロを右中間へはじき返す二塁打で二、三塁とし、チームに勢いをつけた。1死後に代打、林威助の三塁打で同点とすると、試合の流れは完全に阪神に傾いた。真弓監督は金本の一打に「大きかったね」と言った。
 2点を返された直後の八回には、7番に座る城島の一発で相手の反撃ムードを断った。「少し先っぽだった」とは言うが、速球をとらえた打球は左翼フェンスを越えた。
 首位巨人に再び0・5ゲーム差と迫った。19日の結果次第では首位が入れ替わる。それでも指揮官は「首位とか2位とかじゃない。一つでも多く貯金をつくって後半戦に臨みたい」と冷静。勝負はまだ先との思いからか、無関心を貫いた。

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2010年7月18日のニュース