ソフトバンク新打線爆発!今季最多14安打

[ 2010年4月2日 06:00 ]

<西・ソ>2回、山崎の適時二塁打で生還した柴原(中央)はベンチの祝福を受ける

 【ソフトバンク11―5西武】ソフトバンクは2回無死満塁で今季初スタメンの柴原が、西武・西口の135キロ直球を左翼線へ先制の適時二塁打。松田の中犠飛を挟み、1死三塁では今季初先発マスクの山崎が、中堅の左を抜く適時二塁打を放った。

 荒療治が功を奏した。この試合前まで両リーグ最低のチーム打率・183と低迷した打線に秋山監督はメス。6番降格のオーティズも3号2ランを含む4安打4打点と大暴れ。入れ替えた下位打線を中心に得点を重ね、終わってみれば今季最多の14安打11得点。連敗も3で止め、指揮官も「きょうはうまくつながった。試行錯誤?続くんじゃないか」と表情を緩めた。

 ▼ソフトバンクオーティズ(3号2ランを含む4安打4打点)自分だけじゃなく、チームみんなが振れていた。たまっていたフラストレーションを晴らしていきたい。

 ▼ソフトバンク和田(5回4失点ながら今季初勝利)もう少し投げたかったが、代えられても仕方ない。きょうは(打線が)打ってくれたおかげです。

 <「高山三進は不成立」要望書提出へ>村上チーム運営部長は3回の守備の際、無死二塁から片岡の右飛で走者の高山が三進したプレーについて、タッチアップが成立していないとして説明を求める要望書を提出する方針を示した。高山がリードしたまま帰塁せず三塁に向かったとして、秋山監督が抗議していた。同運営部長は「抗議文というかプレーの確認をさせていただきたい。(文書を)近々出します」と話した。

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2010年4月2日のニュース