巨人 ジグザグ先発ローテで勝ち越し狙う

[ 2010年3月30日 06:00 ]

キャッチボール中、笑顔を見せる藤井

 ヤクルトとの開幕3連戦を1勝2敗と負け越した巨人が、30日の横浜戦(横浜)からジグザグの先発ローテーションを形成する。

 今季から先発転向も調整遅れで開幕2軍スタートとなった山口の今季1軍初登板について、斎藤投手コーチはこの日「(27日のフューチャーズ戦で調整登板して)中5日というのは大変。間隔を取りたい」と言及。同投手の先発が4月3日の広島戦(マツダ)に内定したことで、30日からの6連戦の先発は藤井―西村健―内海―ゴンザレス―山口―東野と左腕、右腕が交互となる。

 ジグザグローテーションについて斎藤コーチは「(相手打者の)目先を変える効果はある」と指摘。昨季は左腕で先発起用されたのは内海と高橋尚だけ。それでも同一チーム相手の3連戦で、左、右、左もしくは右、左、右と先発を組んだ16カード(48試合)の1試合平均失点は3・23。全144試合平均の3・42よりも低いとあって、数字も後押しする。

 打線も右、左のジグザグを理想としてきた原巨人。まずは横浜との3連戦に勝ち越して、最強ローテを実証する。

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2010年3月30日のニュース