チーム打率1割7分6厘…貧打続くソフトバンク

[ 2010年3月30日 23:09 ]

 【ソフトバンク2―3西武】ソフトバンク打線に元気がない。西武投手陣にわずか2安打。前の試合の3安打を下回る安打数でチーム打率はリーグ最低の1割7分6厘まで落ち込んだ。秋山監督は「寒いな。見てるだけじゃ駄目。どんどん振っていかないと」とつながりを欠く攻撃に嘆き節だった。

 西武・岸の緩急自在の投球に的を絞れず、振らされているようなスイングで凡打を重ね、七回1死まで無安打に封じられた。4試合安打なしの小久保は「打てなさすぎ。岸は昨年より、いいという印象はない。打たないといけない」と話した。
 松中の打順を4番に上げ、多村に代わって俊足の明石を今季初めて先発起用するなど打線を組み替えたが、貧打の特効薬にはならなかった。出塁しないことには持ち前の機動力野球は発揮できるはずもない。「これからもいろいろと考えていかないと。打てんことにはなー」と指揮官。今後も試行錯誤のゲームが続きそうだ。

続きを表示

2010年3月30日のニュース