福留が唯一の打点!シ烈外野手争いでアピール

[ 2010年3月30日 06:00 ]

<オープン戦 マリナーズ・カブス>試合前に談笑するイチローと福留

 【カブス1-0マリナーズ】カブスの福留がマリナーズ戦で両軍を通じて唯一の打点を挙げた。

 6回無死一、三塁で外寄りの直球をとらえ中犠飛。重心を低くした下半身主導の新打撃フォームについて「コースに関係なく体が反応して打てるかどうか」と話しており納得できる打席となった。初回にも遊撃内野安打で出塁。試合直前に談笑したイチローの前で仕上がりの良さをアピールした。
 ピネラ監督は福留の開幕2番を公言するが、外野手争いはし烈だ。指揮官はこの日、メジャー最多の29安打で打率・468と好調の新人コルビンの開幕ベンチ入りを発表し「ただベンチにおいて守備の交代要員として使うのではない」と先発起用も示唆。加えて、08年に25本塁打した実力者で、右ひじ手術明けのネイディも、この日右翼で先発した。オープン戦打率・293の福留にとって、開幕から結果が問われるのは間違いない。

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2010年3月30日のニュース