北照 プロ注目右腕負傷も熱戦制した

[ 2010年3月30日 14:35 ]

 第82回選抜高校野球大会第8日は30日、甲子園球場で2回戦を行い、第3試合で優勝候補の東海大相模(神奈川)を倒した自由ケ丘(福岡)とプロ注目右腕又野を擁する北照(北海道)が対戦。北照は又野が右手親指を負傷するというアクシデントを乗り越え、5―3で勝ち、初のベスト8進出を果たした。

 北照は7回、9番千葉のスクイズで先制すると、1番大野の右中間へのフェンス直撃の適時三塁打、2番木村の適時内野安打で鮮やかに3点を奪った。同点で迎えた9回に木村の絶妙なセーフティーバントが内野安打になり勝ち越し、続く3番西田の左越え三塁打で2点差とした。
 北照を上回る12安打を自由ケ丘も7回に3連続適時打で同点とし、9回にも5番中村の左越え適時二塁打で1点差としたが、1回戦好投の小野が6回以降8安打5失点と崩れ敗れた。

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2010年3月30日のニュース