阪神で早くも欠かせない存在「そのスタイルは貫きたい」

[ 2010年3月30日 14:23 ]

 阪神は開幕カードで横浜に2勝1敗と勝ち越した。27日の2戦目でサヨナラ本塁打を放った城島は“女房役”としても期待通りチームを支えている。

 とにかくコミュニケーションを重んじる城島。メジャー帰りだけに外国人選手との会話も苦にしない。入団記者会見で「投手が苦しい時、バッテリーで打者に向かっていきたい。そのスタイルは貫きたい」と言った言葉にうそはなかった。
 そのバッテリー観は2戦目、中継ぎ陣で唯一失点があったメッセンジャーへの姿勢にも表れていた。1点リードの八回に犠飛で同点とされた右腕を「4人で抑えているし、リズムを崩したわけではない」とかばった。
 28日は2―3で敗れたが、城島は「投手はよく投げていましたからね。きょうは打線が援護してあげられなかった」と言い、先発した下柳とは試合後に“作戦会議”も。「次の登板に向けて、こうしようかどうしようかと話しました」
 もちろん強肩も健在だ。打って、守って、リードして。3連戦を終え、早くも欠かせない存在となっている。

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2010年3月30日のニュース