野村監督 地元開幕シリーズは機動力重視

[ 2010年3月30日 06:00 ]

地元開幕戦を控えたナイター練習で、ノックを打ち上げる野村監督。

 広島の野村監督が、地元開幕となる30日からの阪神戦(マツダ)を前に「向こうはいいスタートを切って勢いのある勝ち方もしている。ただ向こうになくて、こちらにあるものがある。それを前面に押し出して戦っていく」と機動力重視の戦いを宣言した。強肩捕手の城島との争いになるが「警戒ばかりして、こちらのやることをやらなければ、ゲームは成り立たない」と強気の采配で臨む構えだ。

 ≪青木高軽めの汗≫地元開幕カードの先陣を安定感抜群の技巧派左腕が切る。30日の阪神戦(マツダ)に先発する広島の青木高は、キャッチボール、フィジカルトレなど軽いメニューで汗を流した。阪神戦は12日のオープン戦(スカイマーク)で4回2安打無失点と好投したが「あの時はあの時。腕を振って低めに投げる、自分の投球を意識したい」と冷静な表情。登板予定の2軍戦が雨天中止となったため中11日での登板となるが「シート打撃も投げたし、ブルペンでも試合を想定して投げてきた」と万全を強調した。

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2010年3月30日のニュース