フィリーズ連覇へ好発進!チーム力の勝利

[ 2009年10月30日 06:00 ]

 【フィリーズ6―1ヤンキース】フィリーズは投打でヤンキースを圧倒しての完勝。マニエル監督は「まずは勝利を祝いたい。アットリーにはいい夜だった」と余裕の表情で試合を振り返った。

 ヤ軍サバシア攻略のお手本を示したのは3番・アットリーだ。3、6回に右翼へ2打席連続アーチ。左対左での1試合2発は1928年ベーブ・ルース(ヤンキース)以来81年ぶりという快挙は、ともに2ストライクと追い込まれながら、バットを短く持った一撃だった。「記録は凄いことだけど気にしないよ」。初回の四球でポストシーズン26試合連続出塁の大リーグ新記録も樹立したが「ポストシーズンはすべての得点が重要。常に出塁し、得点を狙っている」と油断はなかった。
 2本の二塁打を放った主砲ハワードは「忍耐強く打つべき球を待つだけ。みんな同じ意識だよ」と語る。ナインの意思統一、結束こそ連覇を狙うフ軍の強さだ。

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2009年10月30日のニュース