松坂「機会があればいくらでも教えてあげたい」

[ 2009年10月30日 06:00 ]

 夢だったメジャー挑戦を断念し、プロの世界へ飛び込む左腕・菊池に、西武の先輩でもあるレッドソックス・松坂大輔投手(29)もエールを送った。

 菊池君には僕の体験しかお話しすることはできませんが、僕は(秋の)国体が終わってから体を動かさなかった日はなかった。菊池君にも開幕まで1軍に生き残るための準備をしっかりしていってもらいたいですね。ペースが分からず、飛ばし過ぎてしまって周囲からストップをかけられることもあるかと思いますが、体力をしっかり付けてキャンプを乗り切ってもらいたい。周囲の期待に応えたいという気持ちは強いと思うし、期待に応えるのは大変。でも野球を楽しむことです。僕もその気持ちはいつも忘れていない。故障をせず、できるだけマイペースを貫いて、そして自分の信念を持って野球に取り組んでもらいたい。
 西武の投手陣は先発にワク(涌井)、岸君といった若手もいるし経験豊富な西口さんもいる。本当にいろんな経験を先輩から聞けると思う。どんどん積極的に聞きにいけばいい。僕としても(古巣の)ライオンズの選手でアドバイスしやすいと思う。機会があればいくらでも答えてあげたい。米国から菊池投手を応援しています。(談)

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2009年10月30日のニュース