菊池「日本中に認められるような投手になりたい」

[ 2009年10月30日 06:00 ]

西武が交渉権を獲得、学校で胴上げされる花巻東・菊池雄星

 今年のドラフト最大の目玉だった花巻東・菊池は、6球団の競合の末、抽選で西武が交渉権を獲得した。プロへの一歩を歩み出す菊池との一問一答は以下のとおり。 

 ――今の気持ちは。
 「やっとスタートラインに立てたのでホッとしています」
 ――西武の印象は。
 「昨年も日本一になっていますし、とにかくピッチャー陣が涌井さん岸さんをはじめ、松坂さんも活躍されていましたし、素晴らしいピッチャーがたくさんいるなという印象です。ユニホーム姿?今はまだ想像できないので、戦力になれるようにこれから一生懸命練習したい」
 ――渡辺監督の印象は。
 「現役時代から素晴らしい投手だったと聞いているし、そういう面ではいろいろ話を聞きたいです」
 ――対戦したい打者は。
 「自分のレベルだと、まだまだ投げられるようなレベルじゃないので、とにかくライバルとか対戦したいバッターとかよりも、自分の技術をこれから上げたい」
 ――6球団から指名された。
 「たくさんの球団に指名してもらって光栄ですが、数字とか関係なくて球団は1つなので、その球団でベストを尽くしたいと思います」
 ――どんなピッチャーになりたい。
 「勝つこともそうですけど、とにかく愛されるような、球界の顔になるような、本当に応援されるような日本中に認められるようなピッチャーになりたいと思います」
 ――球団は工藤投手の獲得を検討しています。
 「一番尊敬する投手なのでご縁があればたくさんのことを学びたいし、工藤さんに近づける投手になるためにアドバイスも聞きながら成長したいです」

続きを表示

2009年10月30日のニュース