女子プロ野球トライアウトに71人が参加

[ 2009年10月30日 17:53 ]

女子プロ野球リーグの合同トライアウトに参加し、声を上げる選手たち

 来年4月に開幕予定の女子プロ野球リーグの合同トライアウト(入団テスト)が30日、京都市のわかさスタジアム京都で行われ、野球やソフトボール経験者を中心に、17歳から35歳までの71人が参加した。

 1次テストではフリー打撃やノックなどを実施。1次を通過した34人が2次テストで、シートノックや実戦形式の打撃練習を行った。太田幸司スーパーバイザーら元プロ野球選手が審査員を務めた。日本代表の経験もある小西美加選手は「楽しかった。今までは目指す頂点がなかったので、リーグができるのは大きい」と話した。
 トライアウトは11月4日に西武ドームでも実施される。11月中旬に30人程度の最終合格者が発表され、2球団のいずれかに所属するかが決まる。

 ≪やり投げから野球へ≫野球とソフトボール経験者が大勢を占める中で、愛知・豊田大谷高の萩原麻子さんが未経験者としてただ一人、1次テストを突破した。
 陸上部出身の萩原さんは、やり投げでインターハイに2年連続出場したという。強肩を生かし投手としてフリー打撃で力のある球を投げ込んだ。「マウンドに立ったのは初めてで緊張した。精いっぱいやりました」とはにかんだ。

続きを表示

2009年10月30日のニュース