中京大中京 苦戦も8強進出“一番乗り”

[ 2009年3月28日 06:00 ]

<倉敷工・中京大中京>1回1死一、二塁、中京大中京・堂林は左前タイムリーを放つ

 【中京大中京6―5倉敷工】東海王者・中京大中京が苦しみながら8強進出一番乗りを決めた。「勝ったという実感がない。非常に苦しい試合だった」と大藤監督。5点リードの6回にエース堂林がつかまって1点差まで詰め寄られたが何とか踏ん張った。「みんなに助けられた。次はいい投球をしたい」と堂林。12年ぶりの8強入りに指揮官は「苦しい思いをしたが、今後の戦いに生きてくるだろう」と上位進出を見据えた。

 ≪倉敷工 粘るも及ばず…全力出し切った≫6回の集中打で1点差に詰め寄る粘りも届かず。それでも中山監督は「中京さんを相手によくぞあそこまで頑張れた。褒めてやりたい」と満足感を漂わせた。開幕試合だった1回戦は4度追いついての延長10回逆転サヨナラ勝ち。この日も持ち前の粘りを発揮した頼主将は「甲子園でこれだけの経験ができてよかった。みんな全力は出し切った」と胸を張った。

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2009年3月28日のニュース