今村２試合連続完封！清峰が逃げ切る

＜清峰・福知山成美＞２試合連続で完封した清峰の今村

１点差ゲーム…明暗を分けたのはバント

圧巻の連続完封！今村のスライダーは驚きの切れ

無念、長岡　４安打に抑えても敗戦

　　第８１回選抜高校野球大会第７日は２８日、甲子園球場で２回戦を行い、第１試合は２００６年大会で準優勝した清峰（長崎）が１―０で福知山成美（京都）を下し、８強入りした。
　３年ぶり２度目出場の清峰は今村、福知山成美は長岡の両エース右腕が先発。清峰が５回１死三塁からスクイズで奪った１点を守り抜いた。今村は８安打されながらも１１奪三振の力投で福知山成美に得点を許さず、２試合連続の完封。

　≪好投手対決にファンの列≫大会が開幕して２度目の週末ということや、第１試合でプロ注目の清峰の今村、地元近畿の福知山成美の長岡と好投手同士が投げ合うこともあり、１０００人以上の高校野球ファンが開門前に長蛇の列をつくった。
　バックネット裏に陣取った３０代の会社員は「午前２時に香川県の家を出た。注目選手がたくさん出てくるので、２年ぶりに足を運んだ」と球児のプレーに視線を注いでいた。