無念、長岡 4安打に抑えても敗戦

[ 2009年3月28日 13:18 ]

 【福知山成美0―1清峰】わずか4安打に抑えても、勝利が遠かった。0―1で無念の敗戦。福知山成美のエース長岡は「打たせて取れた。調子はよかったのに…」と悔しさをにじませた。

 5回、先頭打者に二塁打を打たれる。この試合で1本だけ許した長打。ここをしのぎきれない。送りバントを決められて1死三塁。スクイズ(記録は安打)で1点を失った。
 延長戦となった1回戦では13回を投げている。両脚をつって降板した影響や疲労はまったく感じさせなかった。89球。絶妙な制球力を武器に無四球で8三振を奪った。清峰の今村に一歩も譲らないピッチングにも、長岡は「今までの人生の中でもいい内容だが、結果として負けてしまった」と言葉をのみ込んだ。
 バントで送れなかった打線がエースを援護できなかった。田所監督は「長岡はこれぐらいの投球はできる。先制していたら形は変わっていたが」と嘆いた。

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2009年3月28日のニュース