松井稼、4打数3安打!今季初の“固め打ち”

[ 2009年3月28日 09:28 ]

 アストロズの松井稼頭央内野手は27日、フロリダ州キシミーでのフィリーズ戦に「1番・二塁」で出場、4打数3安打だった。8回の守備から退いた。チームは6―5で勝った。

 8回の守備で交代し、グラウンドを去る松井稼に、チームメートが近づき肩をたたいて祝福する。今オープン戦初の複数安打、3安打の固め打ちで調子を上げてきた。
 1回は「積極的に振っていこうと思った」。初球の外角球を逆らわずに振り抜き、左翼手の頭上を越える二塁打。これでリズムに乗った。第2、第4打席はいずれも2ストライクに追い込まれてから、変化球を右前に。「うまいこと、たまってくれた」と独特の表現をしたが、速球を待ちながら、体勢を崩さずに変化球をさばいた。
 この日も2番に強打の捕手ロドリゲスが入り、バークマン、リー、テハダと5番まで過去に「30本塁打・100打点」を記録している打者がずらり。「うしろがいいだけに、なんとか1番の役割ができるよう積極的にいきたい」。7回の盗塁失敗は悔しいだろうが、松井稼が出塁してかき回すことで、チームの破壊力を高めていく。(共同)

続きを表示

2009年3月28日のニュース