【侍ジャパン】松坂が、城島が、韓国を裸にする

[ 2009年2月27日 06:00 ]

 WBC日本代表の松坂大輔投手(28)が26日、先発予定の東京ラウンド第2戦の対戦国情報を強化試合を観戦してチェックする考えを明かした。「実際に試合を見ようと城島さんと話をしました。やっぱり試合の流れの中で見てから対策を立てたい」と語った。

 松坂が投げる7日の試合は韓国―台湾の勝者となる。日本代表の強化試合がない2日は台湾―巨人戦、3日は韓国―巨人戦(いずれも東京ドーム)が組まれており、ネット裏からの情報収集が可能だ。選手の状態を見極めるだけではない。「状況に応じて打者がどう対応するか、どう打撃を変えるかなどは試合を見るのが一番。そのイメージを持ってDVDなどでチェックできればいい」と意図を説明した。
 特に最大のライバルの韓国については、細心の注意を払っている。北京五輪予選リーグで和田(ソフトバンク)から内角球を左越え同点2ランした主砲・李大浩については「あの時も腕を畳んでうまく打っていた」と話す。だが、先入観を持たず、目で見た情報から配球を組み立てていく。
 25日のオーストラリア戦では1回2/3を5安打2失点。調整段階とはいえ結果を残せなかった。次回3月1日の巨人戦では2番手で55球をメドに投げる予定だ。「結果、内容ともに求めていきたい。チームに勢いをつける投球を大会でできるように準備したい」と松坂。この日は都内でトレーニングを行うなど、徐々に本番への意識は高まっている。

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2009年2月27日のニュース