監督もビックリ!斎藤、早くも150キロ!

[ 2009年2月27日 09:13 ]

パイレーツ戦の3回に登板し、1回1安打無失点のレッドソックス・斎藤

 レッドソックスの斎藤隆投手は26日、フロリダ州フォートマイヤーズでパイレーツとのオープン戦に2―0の3回から2番手で投げ、1回1安打無失点だった。岡島秀樹投手は2―0の4回から3番手で投げ1回を3者凡退に抑えた。2人とも勝敗やセーブはつかなかった。チームは2―3で敗れた。

 ともに初登板の2人はベテランらしく無難な投球を披露した。
 斎藤はバリテックのサイン通りに変化球を交ぜ、直球は最速150キロを計測。詰まった飛球が安打になったほかは、簡単に打ち取り無失点で交代した。
 米メディアから昨年痛めた右ひじの具合について聞かれ「まったく問題ない」。前日は左ひざの疲れを理由に守備練習を休んだが、すっかり回復。「この時期にこれほどの投球は期待してなかった」。フランコナ監督も驚きを隠さなかった。
 斎藤は「この時期にしては上出来。真っすぐだけをどんどん投げたいぐらいの調子」。新チームで捕手との呼吸を確認し、手応えを感じたようだった。
 岡島も主軸打者を内野ゴロと三振。1球目は力んで浮いたが、その後はセットポジションから丁寧に投げ分けた。真っすぐはやや甘かったものの「カーブ、チェンジアップを投げ分けられた」と狙い通りの投球に満足そう。次回も2人そろって3月1日のツインズ戦に投げる。(共同)

続きを表示

2009年2月27日のニュース