日本初!専門学校に「審判養成学科」誕生へ

[ 2009年2月27日 06:00 ]

 宮崎の専門学校「宮崎福祉医療カレッジ」が、国内初となる「審判科」を2011年4月に開設する。就学期間は1年で20人規模のクラスとなる見込み。同校は独立リーグの四国・九州アイランドリーグと業務提携し4月からは硬式野球部も始動。高見裕貴企画担当(50)は「全国的に審判のなり手が少ない。うちで養成機関をつくりプロ・アマに輩出できれば」と話した。

 現在、審判を目指すには、アマは各団体に登録すればいいが、プロの場合、不定期の採用試験に合格する必要があり、その人数はわずかと狭き門。同校では日本野球連盟と連絡を取り綿密なカリキュラムを作成し、実技は巨人キャンプなどに学生を派遣して審判の育成に力を注ぐ。将来的には大リーグ公認の審判養成学校との提携も模索しているという。

 ▼宮崎福祉医療カレッジ 宮崎総合学院が統括する6専門学校の1つ。99年に開校し福祉総合学科など3学科がある。4月からは同学科にスポーツ福祉コースを新設。現在通信制も含め学生数は194人。

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2009年2月27日のニュース