日本ハム5連勝!マイケル5セーブ目

[ 2008年4月11日 21:58 ]

 【日3-2ロ】日本ハムが接戦を制し、5連勝。1点を追う四回に鶴岡の2点二塁打で逆転。2―2の6回は2死二塁から失策で勝ち越した。スウィーニーが6回2失点で2勝目。継投も決まって1点差で逃げ切り、マイケル中村は5セーブ目。

 ≪変わらぬ接戦での強さ≫監督が代わっても、変わらぬ接戦での強さがある。日本ハムが今季7度目の1点差勝ちで5連勝。札幌から移動日なしで臨んだ試合で胃が痛くなる展開に、梨田監督は「しんどいね」とまずは苦笑いだった。

 2―2で迎えた6回、勝ち越し点は相手の失策から転がり込んだ。自力ではなく、相手の自滅で得た1点。日本ハムはこのリードを必然の勝利にできる強力な武器を持っている。リリーフ陣だ。

 7回から建山、武田久、マイケル中村の3投手をつぎ込む。追加点を奪う可能性が小さくなるのを承知で、守備も固めた。その結果が終盤の無失点リレー。梨田監督は「追いつかれたりしたら終わってしまう。早いかなと思ったが、後ろの投手を信じた」。勝利の陰には自軍の戦力への信頼感もあった。

 5連勝中も実に4試合を1点差で勝っている。指揮官は「全然、勝った気がしない」と言いながら、昨季までと同じ持ち味のチーム状態に“免疫”もできつつあるように見えた。

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