松坂 ヤ軍戦へ「去年とは違う」と自信

[ 2008年4月11日 16:33 ]

13日のヤンキース戦登板へ向け、ブルペンで投球練習をするレッドソックス・松坂

 好調だからこそ体が動く。レッドソックスの松坂は10日、ブルペンで66球を投げ、13日(日本時間14日)のヤンキース戦の登板に向けて調整した。球数を気にした投手コーチからストップがかかると、捕手を立たせてしばらく投げ続けた。

 この日の練習はヤンキースの打者を想定しながら投げたという。開幕から3試合で2勝、防御率1・47の好成績で迎える宿敵対決。投球フォームが固まらなかった昨年は自身の調整に集中せざるを得なかったが、今季は「百パーセント打者と向き合える状態にしていたい。去年とは違うことを意識して練習できている」と胸を張った。
 それだけではない。配球面にもゆとりがある。今季はツーシームを習得したことで、逆方向に変化するスライダーが有効に決まっている。開幕前は落差のあるチェンジアップを武器に考えていたが「(打者が)慣れてきたら縦の変化を使うけど、今はそれでいい。余裕はまだある」と頼もしかった。(共同)

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