由伸、亀井が初回連弾!巨人3連勝

[ 2008年4月11日 19:11 ]

ヤクルトに勝利し、喜ぶ先頭打者本塁打の高橋由(右端)と亀井(35)ら巨人ナイン

 【巨2-1ヤ】巨人が引き分けを挟み3連勝。1回に高橋由、亀井の連続本塁打で2点を先行。グライシンガーが粘りの投球で7回を1失点。豊田―クルーンとつないで逃げ切った。ヤクルトは3回に1点を返したが、決定打を欠き4連敗。

 ≪必勝パターンで逃げ切り≫巨人は1点リードの八回から、今季の必勝パターンと位置付ける2人を投入した。豊田が8回、クルーンが9回をともに3者凡退に抑え、引き分けを挟んだ連勝を3に伸ばした。

 ヤクルトには開幕カードで、まさかの3連敗を喫した。昨年、最下位に沈んだ相手から1勝もできなかったことが、その後の不振を招いた。雪辱を期した3連戦の初戦を、ベンチはグライシンガーに託した。

 古巣相手に2度目の登板となった右腕は7回を1失点と好投。援護は一回の連続アーチによる2点だけだったが、しっかりとリードは守り、救援陣にバトンをつないで3連勝をおぜん立てした。

 原監督からは試合後に「試合運びが重い。中押し、駄目押しがあればなおいい」と不満の言葉がついて出た。6番に下げた李スンヨプの調子が上がらないことも気掛かりだ。だが、勝ち試合で細かい注文が出るようになったのは、ひところの不振を抜け出した証拠だ。
 ヤクルトにまずは1勝を返した。指揮官は「やられたらやり返す。これは勝負の鉄則」と3連勝を見据えた。

続きを表示

野球の2008年4月11日のニュース