西武が逆転勝ち 杉内は12Kも今季初黒星

[ 2008年4月11日 21:47 ]

7回、G・G・佐藤の適時打で生還した中島(3)らを迎える西武・渡辺監督

 【西8-3ソ】西武は2―3の4回2死一、三塁から片岡らの3連打で4点を奪って逆転。7回に2点を加えた。4回途中から登板の大沼が好救援で今季初勝利。ソフトバンクの杉内は12三振を奪うも、6回1/3を8失点と乱調で、今季初黒星を喫した。

 ≪監督信頼厚い大沼が好投≫じっと腕組みしていた渡辺監督が、ベンチを飛び出す。4回、2安打と死球で満塁とされた。リードは3点ある。だが、帆足に復調気配が感じられないと見るや、迷わず大沼への交代を告げた。

 大沼は、監督の信頼が厚い救援投手だ。オープン戦で好結果を残しながらも、チーム事情で中継ぎに回った。その右腕は、ピンチに動じることなく打者に立ち向かう。自慢の直球で攻め立て、最後は外角低めの速球で二ゴロ併殺打に仕留めた。

 「自分の投球をやればいい、と自信を持っていった」と大沼。7回途中まで好投し、試合の流れを完全に引き寄せた。同じ4回に杉内を引っ張り、手痛い4失点を喫したソフトバンクとは対照的な継投の成功といえる。

 先発投手が6回以上を投げ、失点が3点以下という試合が19試合中15試合もある。加えて、抑えのグラマンまで無失点でつないだこの日のように、中継ぎ陣も左右を問わず、多彩な陣容だ。

 渡辺監督は「大沼が役目を果たしてくれた。こういう試合を取るのは、長いシーズンでは大事」。投手出身の監督にとって、使いがいのある、充実した投手陣が、好調なチームを支えている。

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2008年4月11日のニュース